絞り口と絞り袋の使い方 - 3つの取り付け方
絞り口の材質 基本の取り付け方 絞り袋を2重にした取り付け方 2色絞り用の取り付け方慣れれば簡単!
絞り口 (口金) の材質について
絞り口の材質には、ポリプロピレン (PP) 製、ポリエチレン (PE) 製、金属製の3種類があり、使用するフェイククリームの材質によっては使い分ける必要があります。
PP製とPE製のものは硬化したシリコーンを簡単にはがすことができるという性質を持つため、シリコーン系のフェイククリームにも使用できます。それに対して金属製のものはシリコーンが硬化したらくっついてはがれなくなるため、シリコーン系のフェイククリームには使用できません。水性のフェイククリームにはどの材質の絞り口でも使用できます。
→ フェイククリームの材料を比べる
基本の取り付け方
絞り袋が破れる場合があるので、特にシリコーン系のフェイククリームを使う場合は
2重で使う方法をおすすめします。
② 絞り口の切り込みの少し下の位置に目安を付けて絞り袋の先端をハサミでカットする
④ フェイククリームを詰める
※コーキングガンにシリコンがつかないように注意
⑤ 親指と人差し指で袋をにぎって空気を抜きながらクリームを先端に送る
絞り袋を2重にした取り付け方
絞り袋を2枚用意して下さい。袋を2重にすると袋が破れにくくなるだけでなく、絞り口 (口金) の取り換えも簡単にできるようになります。
② もう一枚の絞り袋 (内袋) にフェイククリームを詰める
➂ ② (内袋) の先端をハサミでカットして① (外袋) に入れる
上でも書きましたが、外袋から内袋を取り出すと:絞り口 (口金) の交換が簡単にできて便利な方法です。
2色絞り用の取り付け方
これは、シリコンシーリング材のホワイトとダークブランのミックスです。ここでは安全のため絞り袋は3枚用意し、1枚は外袋に、2枚は内袋に使って二重にする方法を紹介します。
2色絞りの方法を応用すれば3色絞りもできますよ!
① 絞り口を1枚の絞り袋 (外袋) にセットしておく
② 色の違うフェイククリームを2枚の絞り袋 (内袋) に詰める
比較的安全性の高い水性のクリームの場合は、外袋なしでもできます。工程②で2つの絞り袋をセロテープで固定した後、袋の先端を切り取ります。そして、その先端を絞り口にはめてから絞り袋と絞り口の境界部分をセロテープでグルグル巻いて固定して絞る方法です。
→ フェイククリームの着色方法→ フェイククリームの絞り方