タルトの作り方1 - タルト台の成形
道具と材料 タルト台の作り方 クリームの詰め方木粉粘土を混ぜてよりリアルな質感に!
よく見かけるのは丸い形のタルトですが、ここではマドレーヌの型を使って長方形タルトを作ってみましょう!軽い作品に仕上げたい場合は軽量粘土を、丈夫な作品に仕上げたい場合は樹脂粘土を使います。
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準備物
→ 道具と材料
タルト台の作り方
ここでは
ハーティ (軽量粘土) と
ウッドフォルモ (木粉粘土) を1:1で混ぜて作っていますが、皆さんの好みに応じて木粉粘土の使用量を変えてみて下さい。
ウッドフォルモは水分を含んでいるため乾燥前の色はかなり濃いですが、乾くとだいぶん薄くなります。
→ 乾燥前後の色の比較写真を見る ➂粘土が型離れしやすいように型の内側に指でオイルを塗っておく
④タルト生地を型の形におおまかに合わせて平たくする
⑤タルト型の形に沿ってて5mm厚くらいに広げていく
※隅々までしっかりと押さえて型にしっかり密着させる
ポイント- ⑥では金属ヘラを使用して余分な粘土を取り除いていますが、実は指を使う方がきれいにできることが分かりました。親指で縁の内側から外側に向かってすり切っていくと縁が平に仕上がります。工程⑧も同様です。
⑦棒でタルト形にそって側面の形を整える
※ここでは
7本針 のお尻部分を利用
⑨縁の部分に歯ブラシで質感を付ける
※このとき粘土の縁をはがすようにたたくと⑩で外しやすくなる
⑩型から外す
※形が崩れてしまうときは2~3時間後に外す
ポイント- 2~3時間乾燥させることで粘土を型から取り外すときに粘土の形が崩れないくらいの固さになり簡単に型から取り外すことができます。それ以上乾かすと⑪の工程で質感付けができなくなるので注意して下さい。
※粘土を長時間放置し完全に固まってしまった場合でも粘土は乾燥によって縮んで小さくなるので簡単に型から取り出せます。⑪外側はまだ半乾きなので固めの歯ブラシや
金属ブラシ 、たわしなどで質感を付ける
注意次は、タルト台の中にクリーム (軽量粘土や樹脂粘土) を詰める工程です。
クリームを詰める
ここでは軽量粘土のハーティソフトをアクリル絵の具 (微量の黄色と白) で着色して作ったカスタードクリームを詰めますが、皆さんは、生クリーム、チーズクリーム、プリン、チョコクリームなど詰めるものに合わせた色に着色して下さい。
※下の写真では諸事情から着色したタルト台を使用していますが、実際の着色はクリームを詰めた後の工程で行います。② タルト台のクリームを詰める部分に木工用ボンドを塗る
※①を詰めたときにボンドがはみ出ないように塗る
④ タルト台に隙間なく詰めて表面を平らに整えてからクリームの表面に歯ブラシやたわしなどで質感をつけ、1週間乾かす
タルト台にニスを塗る場合は、④が完全に乾燥した後にツヤなしニスを塗る (※トッピング前に塗っておく)
注意- 軽量粘土ではなく樹脂粘土で白いクリームを作る場合は白色で着色したものを使う (樹脂粘土は無着色のまま使うと乾燥後に透明感が出てしまうため)
次は着色です。
→ タルト台の着色方法