イチゴの作り方(成形) - 種の配列を知ろう!
 
 
イチゴの作り方(成形) - 種の配列を知ろう!
まるごとイチゴ  カットイチゴ  実物の写真

種の配列を知ろう!

トッピングパーツとして出番が多いイチゴ。まるごとイチゴやカットイチゴ、へた付きイチゴなどトッピングバリエーションも豊富です。

準備物
→ 材料 / 道具 いちごには乾燥後に透明感が出る樹脂粘土がよく使われますが、その中でも種部分の凹みが付けやすい粘土を使う必要があります。グレイスは凹みを付けてもしばらくすると弾力で戻ってしまうので不向きですが、モデナやフリーリは成形しやすくおススメです。

まるごとイチゴ

ここではフリーリを使っています。種模様をつけるときに粘土の表面が乾いてしまっているとキレイに種付けができないので手際よく作業しましょう。

実物サイズ 1個分
若干小さめのいちごです。
  1. 2.5cm玉 (計量スプーン大1/2)

① よく練った後、2.5cm玉を作る (計量スプーン大1/2) <br/>※粘土に着色はしない
① よく練った後、2.5cm玉を作る (計量スプーン大1/2)
※粘土に着色はしない
② しずく形にする
② しずく形にする
➂ 底の部分を丸くへこます<br/>※薬指で押すとやりやすい
➂ 底の部分を丸くへこます
※薬指で押すとやりやすい
ここからは種の表現をしていきます。いちごの表面はデコボコで、へこんだ部分に種が付いています。そのへこんだ部分は下の図のように互い違いに並んでいます。→ 本物のいちごの写真を見る
④ ヘタ部分の周り1周に<a href=article.php?contentsno=287&lang=ja#種部分の凹みを付ける道具 class=url target=_blank >小道具 <span class=badurl></span></a>を押し当てて型をつける
④ ヘタ部分の周り1周に小道具 を押し当てて型をつける
2周目
2周目
先端の方は狭いので小さめの凹みをつけるとよい
先端の方は狭いので小さめの凹みをつけるとよい
互い違いに模様が付いた状態
互い違いに模様が付いた状態
④ 凹部分に<a href=article.php?contentsno=287&lang=ja#種模様を付ける道具 class=url target=_blank >小道具 <span class=badurl></span></a>で種の模様をつけていく<br/>※ここでは<a href=article.php?contentsno=60&lang=ja#化粧用スポイト class=url target=_blank >化粧用スポイト <span class=badurl></span></a>を使用
④ 凹部分に小道具 で種の模様をつけていく
※ここでは化粧用スポイト を使用
⑤ 成形できました!
⑤ 成形できました!
⑥ つまようじをイチゴの底の中心から垂直に刺して一週間乾かす
⑥ つまようじをイチゴの底の中心から垂直に刺して一週間乾かす
デコボコがあまり目立ちすぎると気持ち悪い仕上がりになりますが、デコボコがなさ過ぎてもリアルさに欠けます。好みの問題ですが、私は上の完成写真くらいのデコボコ具合が一番好きです。

つまようじを刺すと着色時の持ち手になるだけでなくカットイチゴの断面の模様にもなります。カットしたときの模様にしたくない場合はつまようじを刺さずに乾燥させましょう。
イチゴの着色方法

カットイチゴ

※カットイチゴにする場合は2日後着色し、カッターで切る<br/> (乾燥しすぎると固くてカットしにくくなる)
※カットイチゴにする場合は2日後着色し、カッターで切る
(乾燥しすぎると固くてカットしにくくなる)
この時点では半乾きなので、つまようじを真ん中に押し当てて先端に向かって2.5cmくらいの長さの型をつける<br/>※断面が荒れている場合は指でさすってなじましておく
この時点では半乾きなので、つまようじを真ん中に押し当てて先端に向かって2.5cmくらいの長さの型をつける
※断面が荒れている場合は指でさすってなじましておく
カットイチゴにするときは、まず外側を着色してからカットします。カットしてから外側を着色するのが面倒だからです。

イチゴの着色方法

実物を観察しよう!

↓ 下は実物のいちごの写真です。クリックすると拡大されます。
いちごのヘタ
いちごのヘタ
いちごの断面
いちごの断面
全体
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