ハンドミックス(型取り材) - より精密な型取りに
特徴 内容物 価格表 使い方おススメの型取り材
ハンドミックス (Hand Mix)
ハンドミックスは、原型物 (物体) を型取りするための型取り用のパテ状シリコーンゴムです。基材 (A:薄いグレー) と触媒 (B:黄褐色) の2種類の粘土状の素材を練り合わせて型取りします。`
ハンドミックスで作った型 (モールド) は
樹脂粘土や
エポキシレジンの型として使用できますが、ハンドミックスは不透明な材質のため
UVレジン には使えません。また、エポキシレジンの型として使用し続けた場合でもハンドミックスの劣化が進みそのうち使えなくなります。これはシリコーンの性質よるものなのでハンドミックスに限らず他のシリコーンの型取り材についても同様のことが言えます。
ハンドミックスの特徴
室温で硬化する2液付加反応硬化型で、2材を混ぜ合わすまでは固まりません。混合比は1:1です。
おゆまるや
ブルーミックスⅡより精密な型が取れるという特長があります。私が3つとも使ってみたところハンドミックスが一番使いやすく、また精密な型が取れました。型取り材としてはハンドミックスがおススメです!!パジコのシリコーンモールドメーカーについては使ったことがありませんが、作家の
関口真優 さんも使用されていることから使いやすいのではないかと思います。シリコーンモールドメーカーはシリコーンが紫色の商品です。
内容物
ブルーミックスⅡ 200g使い方
作業時間は異なりますが使用方法はブルーミックスⅡと同じです。写真付きの説明は
型取り材の使い方をご参照下さい。
手順
クリアファイルの上で作業すると硬化後簡単にはがれて便利です。
※作業は練り合わせを開始してから2分15秒~3分の間に終えて下さい。 (使用量によって作業時間が多少変わります) 1.計量スプーンでA材とB材を同量 (1:1) に計り取る- 付属のスプーンは1個しかないですが、もう1つスプーンを用意しA材とB材それぞれ別のスプーンで計量しましょう。同じスプーンを使って計量するとわずかでもA材とB材が接触します。その結果、保存している間に徐々に硬化が始まり (完全硬化までは行きませんが) ボソボソした状態になって、シリコーンが使えなくなってしまいます。長時間保存する人は特に注意が必要です。
2.均等な色になるまで手で素早く練り合わせる (1分15秒~2分) ※使い捨て手袋 (ビニールかポリエチレン製) を着用すること3.空気が入らないように注意しながら原型物 (対象物) に押し付ける (1分程度) - 型の取り方は、丸めたり平たくしたりした型取り材を原型物にかぶせるやり方や、型取り材に原型物を埋め込むやり方があります。原型物の形や大きさに合わせて方法を変えて下さい。
4.室温 (25℃前後) で15~30分後に原型物を型から外す使用上の注意
取り扱い上の注意
- この商品は航空危険物ではないので、本来は日本で購買し海外に持ち込むことが可能です。しかし、最近はテロの関係で国際的に航空規制が厳しくなっています。直接自分で持ち帰るときは空港の荷物検査でSDS (MSDS)の提出を求められるかもしれません。ご自分の責任で輸送して下さい。